高校同窓会の幹事会

[風を感じ、ときを想う日記](1193) 6/18

高校同窓会の幹事会

 

 高校の、関東地方在住の同窓生が、今年の秋も都内で同窓会の年次総会を開くことになった。昨年秋に、3年ぶりに開いて以来2年続けての開催となる。その下準備として、卒業年毎の代表からなる幹事会が昨夕新橋の中華料理店で開かれた。一学年あたり1~2名がその任に当たっており、40歳代以上のいろいろな世代を代表する二十数名が一堂に会した。

 

 準備された議題の検討がひととおり終わったところで夕食パーティーとなった。「乾杯の音頭は、本日最高齢の藤原さんにお願いします」と、幹事長から私に声がかかった。実は昨年の幹事会のときもそうだったが、出席者の顔ぶれを見れば、みな後輩にあたることはよくわかっていた。しかし、あらためてそのように紹介されてみると、少なからずショックをうけたことはいうまでもない。

 

 今年も、先輩にあたる人は誰も来ていなかった。当然、昨年と同じように紹介され、同じように指名されるだろうとは思っていた。それでも、いざそのような場面になってみると、結局同じようなことになってしまった。普段は、同年代の人たちとの付き合いが多く、いまも中堅の意識でこり固まっている。そうしたとろに、そのような呼びかけがあるとどうしても構えてしまうようだ。

 

 それはともかく、会合は穏やかに進み、望郷の念にもどっぷりと浸ることができた。これで、今年の同窓会も賑やかになることは間違いないようだ。