小寒

[風を感じ、ときを想う日記](1164)1/6

小寒

 

 今日とこれからの14日間は、二十四節気でいう「小寒」にあたる。小寒の初日は寒の入り、いよいよ本格的な冬に突入したわけだ。次の「大寒」を経て節分までを“寒”といい、寒中見舞いはこの時期に出すものだそうだ。

 

 これから、寒さの厳しくなる真冬をどう乗り切るか。ただ、この辺りは大変恵まれている。霜柱が立ち、水たまりに氷が張るくらいで、雪が何日も降り続いて積雪で経済がストップするなどということは考えられない。大雪で物価に影響することはあっても、日常生活には大きな支障をきたすことはほとんどない。

 

 支障があるとしたら、平素グラウンド・ゴルフを楽しんでいるグランドが霜柱でぬかるんでくることくらいだ。そのため、新春第一日目にあたった一昨日の4日には、みんなで凍結防止剤を撒いた。どの程度効き目があるかわからないが、やらないよりはましだろうと散布作業さえもみんなで楽しんだ。

 

 ところで、スーパーには、「恵方巻き受付」ののぼりがもうはためきはじめた。たかがのり巻きのために、1カ月も前から予約する人がいるのだろうか。それはともかく、今年の恵方、つまり歳徳神のおられる方角は南南東にあたるようだ。わが家の家の向きは同じ南南東なので、今年はきっといいことがありそうだ。

 

 季節を分けるといわれる節分が明けるといよいよ春、二十四節気では「立春」ということになる。冬の次には必ず春が来る。1カ月後の寒明けが楽しみだ。