初雨?

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[風を感じ、ときを想う日記](1012)1/24

初雨?

 

 初雨という言葉はあるのだろうか。初雪というのはよく使われるのだから、初雨があってもおかしくはないだろう。もっとも、この場合の初は“新年初めて”という意味で、初雪の“今シーズン初めて”とはニュアンスが異なる。念のためにと国語辞典を開いてみたが、やっぱりそんな言葉は見当たらなかった。

 

 11日前の午後、ちらっときたような気もするが雨に降られたという記憶はない。もし降ったとしても、小雪が舞った程度だったかもしれない。そういう意味でも、昨日・今日の雨はまさに初雨に当たるようだ。とにかく、もう久しく傘を差して歩いた記憶がないのだ。

 

 真冬なのに、まだ一度も霜柱が立ったのを見たことがない。厳しい冷え込みがないのも事実だが、地表近くに霜柱が立つほどの水分がないためかもしれない。庭はカラカラに乾き、植木には真夏なみに水をやらなければならないほどだ。スイセンの伸びが芳しくないのも、ひょっとすると水分不足のためかもしれない。

 

 コロナとの戦いでも、乾燥しすぎは不利だといわれている。その点からも、今回の雨は慈雨になるはずである。しかし、やっぱり雨はあまり嬉しくない。それでなくても、ウイルスの危険があるので外出を控えるようにといわれているのに、雨にまで降られたのではまさにロックダウンにあったようなものだ。

 

 せめて、軒先の人気のない場所で、体操にでも励んでみたらどうだろう。