歳末の風景

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[風を感じ、ときを想う日記](1006)12/30

歳末の風景

 

 今朝起きたら曇りだった。予報は雨になるといっていたのに、もしかしたら降らないかもしれない。郵便受けにあった新聞は、きちんとビニール袋に入れられていた。雨に濡れないようにとの心遣いだが、結果的には必要なかったようだ。それにしても、ずいぶん久し振りのビニール袋である。

 

 実は、今日のゴミ出しはプラスチック類だった。以前はレジ袋に詰め込んで出していたが、それが廃止されて以来、新聞保護用のビニール袋を使っている。この秋は雨が多かったので、そのビニール袋はずいぶん貯まっていた。しかし、この2ヵ月ばかりの晴天で、在庫はすっかり底をついていた。

 

 昨日、修道院の前を通りかかったら、門前に置かれたクリスマスの飾りに気がついた。キリストが誕生した瞬間を、人形を使って洞窟風の空間に再現したものである。それを通して、通りがかりの人にもいろんなことを訴えかけているのかもしれない。25日を過ぎたからといって仕舞い忘れたものではないはずだ。

 

 ところで、今日はやっぱり雨になった。今月はこれで2回目、11月も2回だったので、今年は極端に雨の少ない初冬となった。午後、買い物帰りに梅の木の下を通りかかった。ふと見上げると、梅が数輪咲いていた。今日の雨で目覚めたのだろうか、あるいは昨日までは気がつかなかっただけなのだろうか。

 

 あと2つ寝ればお正月がやってくる。来年はよい年でありますように。