河津桜咲く

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[風を感じ、ときを想う日記](947)2/9

河津桜咲く


 一昨日のことだった。なにげなく散歩していたら、自動車学校の河津桜が咲き始めているのにびっくりした。あいにく、カメラを持っていなかったので、写真に収めることができなかった。どうせ、一両日中にまた来るだろうから、そのときでいいやと思いその場を離れた。


 今日、あらためてそこを訪ねてみて、開花の進捗状況にびっくりさせられた。特定の枝に限っては、満開といっても過言ではないところまで進んでいた。今年は暖かいといわれて久しいが、暖かさだけでここまで進むだろうか。ちなみに、昨年の日記を見たら、同じ木が2月7日現在で2~3輪とあった。


 今日は、ちょっと気分を変えて普段あまり歩かない場所を散策してみた。かつては、急傾斜の崖と呼んでもおかしくないところが立派な住宅街に変身している。あらためてみると、南に面した洒落た邸宅街である。ふと、上を見上げると、ある家の庭に、まだ成長し切れていない桜の若木が枝一杯に花をつけていた。


 桜の開花状況は、場所によって、さらには木によって大きく異なる。さらには、前年夏の暑さや初冬以降の気温も相当影響していると思われる。自然の脅威をあらためて感じさせる桜の開花状況である。


 帰り道、数日前まであんなにきれいに咲きほこっていた梅たちが、一斉に盛りを過ぎようとしている。ここでも、季節は確実に前に進んでいるようだ。