梅雨明け

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[風を感じ、ときを想う日記](979)8/2

梅雨明け

 

 昨日土曜日は、週2回あるグラウンド・ゴルフの練習日だった。この1ヵ月間、雨にたたられてろくにプレーできていなかったので心待ちにしていた。しかし、昨日も、朝起きたら雨が降っていた。それでも、なぜか晴れる予感があって、いそいそと出かける支度をして雨の上がるのを待った。

 

 スタート直後から、雲は切れ透き通るような青空が広がってきた。かんかん照りの真夏の日射しである。やっぱり日焼け止めクリームを塗ってきて正解だった。1ヵ月ぶりの厚化粧だったが、予想は見事に的中した。やっと梅雨が明けたようだ。それにしてもずいぶん手間取ったものだ。

 

 さっそく、梅雨明けが遅かった年を気象庁のデータで調べてみた。1951年(昭和26年)以降70年分のデータがあった。関東甲信で、8月にずれ込んだのは過去に4回あった。1982年8月4日、1998年8月2日、2003年8月2日、そして2007年8月1日である。

 

 やっと梅雨が明けたが、夏の行事は軒並み中止となった。8月2日からの青森ねぶた祭、3日からの秋田竿燈、5日からの山形花笠祭り、そして6日からの仙台七夕祭り。8月前半を彩る東北四大祭りはすべてお預けとなってしまった。そして、7日は「立秋」となり、暦の上では短い夏は終わりを告げる。

 

 長引く梅雨とコロナ禍が、日本の賑やかな夏を奪い去ったことになる。