七福神めぐり(下)

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[風を感じ、ときを想う日記](943)1/20

七福神めぐり(下)


 今日は大寒だそうだ。「ウッソー!」といいたくなるような好天だった。雲一つなく晴れ渡り、気温はぐんぐん上昇してきた。七福神めぐりの残り2箇所を巡るのに、今日をおいてないと思い足どりも軽くわが家を出た。


 その2箇所は、わが家から一番遠いところなので電車を使うことにした。藤沢駅から江ノ電で「江の島」駅に行き、そのすぐ近くの龍口寺に向かうつもりだった。ところが、電車は人身事故で止まっており、復旧の見通しは立たないという。


 小田急に戻り、「片瀬江ノ島」駅に向かった。こうなれば、先に江の島の弁財天を訪ね、最後に龍口寺に向えばそれほど無駄な動きをしなくてすむ。多少迷ったが、結局予定どおり先に龍口寺の毘沙門天を訪ねた。


 海を渡る橋からは、富士山が大きく間近に見えた。海も穏やかだった。東京オリンピックで訪れる外国人にも、ぜひこの絶景を堪能してもらいたいものだ。フーフーいいながら石段を上り、やっと江島神社の弁財天にたどり着いた。


 これで完歩である。達成者は、「開運干支暦手拭」を格安で配布してもらえることになっている。しかし、そんなものはどうでもよかった。自分自身が、達成感でどれだけ心を満たすことができるかどうかということである。


 今年のラリーには、足かけ3回に分けて挑戦した。一気に成し遂げるのが理想かもしれないが、手間をかけてでも完全に成し遂げることに意義がありそうだ。