引地川の花見

イメージ 1

イメージ 2

[風を感じ、ときを想う日記](845)3/31
引地川の花見

 前回の、大庭城址公園での花見から4日が経った。あのときは五分咲きほどだった引地川親水公園のサクラも、ぼつぼつ見ごろを迎えているころではなかろうか。昨日の金曜日、昼食は自宅で済ませ、おやつだけを持ってその公園に出かけてみた。

 お天気は申し分ない。前日まで暑かった気温も平年並みに落ち着いている。風が少しあったが気にするほどのものではない。お目当てのサクラは、予想どおり満開だった。花びらが少し散り始めているが、つぼみも少し残っており、差し引きちょうど満開といったところである。

 川を挟んだ両岸には、長さ800メートルの遊歩道が平行して整備されている。それぞれの道の両側には、200本にも及ぶサクラが並べて植えられ、併せて4筋の並木が出来上がっている。まだ若木と思っていたが、年々成長を続け、いまや2本の立派な花のトンネルとなって訪れる人々を歓迎している。

 年度末の実質最終日というのに、それなりに混み合っていた。春休み中なので当然かもしれないが、とにかく子供の多いのにびっくりである。大人は高齢者中心だが、子連れはみな若いお母さんたちで、中にはお父さんの姿も見られる。

 ここを訪れた人たちはみな、美しいサクラで英気を養い、新年度からまた元気に頑張ってくれるのではなかろうか。