ハンデキャップに助けられて

[風を感じ、ときを想う日記](1183)4/24

ハンデキャップに助けられて

 

 昨日は、ホームコースのゴルフコンペに参加した。箱根湯本にあるこのコースでは、公式コンペを月に2回ずつ開催している。前半は正規の月例コンペ、後半はスポンサーの協力を得ての公式コンペとなっている。今月2回目の昨日の協賛企業は小田急で、副賞として系列ホテルのペア宿泊券が提供されていた。

 

 一方、自身のハンデキャップは、70歳代に入って以来降下をたどり、本年度のオフィシャルハンデはこれより下はないというところまで落ちてしまった。だが、体力、技術、そして気力、いずれをとってみてもそうした惨状を盛り返すだけの力は残っていない。この辺が、ゴルフとお別れする潮時かもしれない。

 

 しかし、仲間からも引き留められて、もう一度チャレンジしてみようという気になった。そんな状況がプラスに働いたのだろうか、仲間から笑われなくてすみそうなプレーを続けることができた。前半を終わってみたら、10年近く若返ったようなスコアになっていた。ひょっとしたらいけるかもしれない!

 

 後半も、途中まではなんとか維持できていたが、終盤はさすがにペースダウンを余儀なくされてしまった。それでも、あの大きなハンデを差し引くとネットスコアは6アンダーだった。結果は、69人中1位、1打差で逃げ切れたのだ。

 

 コロナ以来、表彰式はない。それでも、優勝の商品券とともにあの宿泊券を受けとることができた。これで、また引退の時期が先に伸びてしまいそうだ。