withコロナ&熱波

[風を感じ、ときを想う日記](1127)7/22

withコロナ&熱波

 

 関東では、今年の梅雨明けは6月27日だった。平年より22日も早い。異常に早いので、そのうち何らかの反動があるのではと心配していたら、台風4号が7月5日に長崎県に上陸したのを機に、全国的な不順な天候に変わった。戻り梅雨かと思ったが、気象庁はそうは云わないし、現実にそう呼ぶにはちょっと様子が違うような気がする。いわば、梅雨の変異株かもしれない。

 

 今日の雨を最後に、週末あたりからいよいよ本格的な夏がやってくるそうだ。このところヨーロッパを襲っていた熱波が、地球を半周して間もなく日本にやってくるという予測もある。早めの梅雨明け直後に経験したあの異常な高温状態に、もうすぐ戻りそうだという。

 

 学校は夏休みに入り、この土日はいずこもお休みになるはずだ。ところが、さあいよいよというときにコロナの大爆発が起こった。政府・自治体は“withコロナ”と “自己責任”で乗り切るという。いままで経験した6回の波と人間の特性を考えれば、いずれは覚悟しなければならない当然の対応策といえよう。

 

 過去3年間、大部分の人は状況の好転をジッと我慢して待った。個人の立場だけでなく、事業者の立場でもまたしかりである。それだけに、ここ数日の状況の激変には心も折れてしまったかもしれない。それでもなお、私たちは“withコロナ”と“with熱波”で厳しい夏を乗り切っていかなければならない。