一月の風

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[風を感じ、ときを想う日記](1087)1/10

一月の風

 

 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。

 

 ・・・新しく迎えた2022年は十二支3番目の寅年、そしてそのキャラクターは虎です。

 

 アジアでは、虎は生き物の頂点に立ち、人々との関わりも深いことから、虎にまつわる諺はゆうに100を越えています。「虎は千里往って千里還る」「虎は死して皮を留め、人は死して名を残す」など上げればきりがありません。これをコロナ禍に置き換えてみても、「コロナが虎視眈々と狙っている」「前門のトラ、後門のオミクロン」「コロナ対策・虎の巻」「コロナの無策は虎を野に放つがごとし」「ワクチン打たなきゃ虎児を得ず」・・・。

 

 新しく迎えた2022年が、バイタリティあふれる雄虎のごとく、そして慈愛に満ちた母虎のごとくあってほしいものです。私たちも、我がこととして頑張りましょう。・・・

 

 昨日、近所を散歩していたら、高台から富士山がくっきりと見通せた。そこは、もと県営住宅のあった場所で、5階建ての建物が壊され、間もなく民間の高層マンションが建てられる予定である。この、富士山の見事な眺めも寅年前半で見納めとなりそうだ。もし引き続きその眺めがほしければ、そのマンションを購入するか、友達を作って出入りさせてもらうしか方法はなさそうだ。

 

注)下の写真は、昨年11月24日、京都へ出かけたとき新幹線から撮影したもの。