[風を感じ、ときを想う日記](1070)10/31
16時45分
選挙の帰りにスーパーに寄ってみた。ハロウィンにも登場する、あのカボチャがたくさん並べられていた。なにかメモが貼ってあるのでよく見ると、「これは食用です」と書いてあった。わが家も買っていこうと思ったが、少人数でそんな大きなものは必要ない。結局、四分の一に切ったもので済ませることにした。
ところで、このところ16時45分が楽しみになってきた。別に、日没時刻のことではない。夕方その時刻になると、東京都のその日のコロナ感染者数がテレビで発表されるのだ。8月13日の5,908人をピークにどんどん減ってきて、ここ数日は20人代にまで落ちてきている。その減り具合が楽しみで、午後4時半を過ぎるとテレビをつけることにしているのだ。
早く10人代にまで減らないか、できれば一桁、欲を言えばゼロにならないかと期待はどんどん膨らんできている。しかし、このところの人出は急激に増加しはじめている。昨夜の渋谷の様子も、決して安心できるような状態ではない。今夜のハロウィンがはたしてどうなるか。若者たちがどこまで行儀よくしてくれるか。期待混じりの心配で、テレビもゆっくりと見ていられない。
ところで、日没時刻のことだが、今日の東京は16時47分である。そして、3日後の11月3日になれば、日没は16時45分となる。日没と同時に発表されるその日のコロナ感染者数は、ぜひ一桁となっていることを期待したい。