ハスとハンゲショウ

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[風を感じ、ときを想う日記](1045)6/24

ハスとハンゲショウ

 

 例年7月初めには、ハスの花とハンゲショウの見物に出かけていた。しかし、これから本格的な梅雨空が続くとなると、案外今日あたりが最適かもしれない。 そう思って、朝食もそこそこに出かけていった。

 

 蓮池が近づくと、ピンクの花が目に飛び込んできた。2つある池のうちの、第二蓮池と呼ばれる方である。誠蓮という薄紅色の花がきれいに咲いていた。そのすぐ近くには第一蓮池というのがあり、こちらにあるのは舞妃蓮という白い花である。ピンクの方はまだまばらだが、白い方は競うようにたくさん咲いていた。

 

 例年、どちらもきれいだが、なにか今一つ物足りないものを感じていた。いままでは、どうやら両方の見ごろの中間の時期に訪れていたためのようだ。この白い花は6月中~下旬、そしてピンクは7月中~下旬が見ごろだそうだ。

 

 その足で、今度はハンゲショウを見に行った。谷戸の一角が公園になっており、そのどん詰まりの湿地にその草はある。花も見頃だが、むしろ葉っぱに興味がある。その半分くらいが白くなっているのだ。ハンゲショウを漢字で表わすと、意味合いでは半化粧、時節をもじれば半夏生と書くことになる。

 

 この7月2日は、雑節では半夏生にあたる。夏至から数えて11日目をそう呼ぶそうだ。半分夏が生まれる?何のことだかよく分からないが、この日までに田植えを終え、畑仕事に区切りをつけてゆっくりと休めということのようだ。