サクラ満開の引地川親水公園


[風を感じ、ときを想う日記](1249)4/7

サクラ満開の引地川親水公園

 

 引地川親水公園の、ソメイヨシノの開花は八分咲きを超える水準にまで進んでいた。2日前の、ほぼ四分咲きの状態から、満開と呼ばれるレベルにまで一気に突き進んでいだことになる。三日見ぬ間の・・といわれるまでもなく、わずか2日間で目指す水準にまで進んでいたわけだ。

 

 昨日は、午後の3時すぎまで用事があったので、現地に着いたのは4時に近かった。春休み中で、土曜日とも重なって相当混雑しているだろうと覚悟はしていたが、それでもなお駐車場に入るまでかなりの時間待たされた。帰る車が列をなしているのに、幹線道路に出る信号があまりにも短かすぎたためだ。

 

 お目当てのソメイヨシノは、引地川の岸辺にトンネル状になるよう遊歩道を挟んで2列に植えられている。それが両岸にあるので、サクラの帯は4列になる。この辺りを上空から眺めると、4列のピンクの太い帯が南北に連なって見えるはずだ。それらの帯は、橋と橋の間、1キロ超にわたって連なっている。

 

 それにしても、その2日前の大庭城址公園のサクラとダブルで、しかも時間差で楽しめるというのはありがたいことだ。一方は、雑木林に囲まれた小高い丘の上の古城の跡、片方は広く開けた川原の両岸に広がる四筋のサクラ並木、河川敷に咲く菜の花とのコントラストも見事である。ここの桜の木はまだまだ若い。来年は、さらに一回り大きくなって私たちを楽しませてくれるはずである。