白旗神社のどんど焼き

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[風を感じ、ときを想う日記](941)1/15

白旗神社どんど焼き


 昨1月14日は、全国のあちこちでどんど焼きが行われたのではなかろうか。わが家の近くでは、白旗神社がそれを恒例にしている。午後2時開始ということだが、セレモニーなどがあるので、実際に火がつけられるのは2時半近くになるはずだ。そんなことを頭に入れながら、朝から一日の段取りを組んでいた。


 昼食を終え、晴れ渡った空を見上げていたら、七福神めぐりの残りの寺社に少しだけでもお参りしておいたらどうだろうと考えるようになった。そういえば、残り4箇所のうち遊行寺周辺の2箇所は、これから行こうとしているところを通り過ぎた1キロばかり先にある。


 急遽、出発予定を繰り上げて、そちらを目指すことにした。およそ40分をかけて寿老人をお祀りしてある感応寺に着いた。もう一箇所の大黒天をお祀りしてある諏訪神社は、その坂道を戸塚方面に100メートルばかり上った先にある。時宗の総本山、遊行寺は旧国道一号線の坂道を挟んだ向かい側である。


 無事お参りを済ませて白旗神社に着いたら2時半になっていた。ちょうど、正月飾りの山に火がつけられ、炎が大きく立ち上がったところだった。三色のお餅が刺さった笹だけをもった人たちが、遠巻きにしながらそれを眺めていた。


 3時過ぎ、火はかなり静かになった。参拝者たちは、ジリジリと近寄り一斉に餅を差し出した。みな、口々に今年一年の無病息災をお祈りしていた。