やすらぎ祭り

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[風を感じ、ときを想う日記](925)10/5

やすらぎ祭り


 近くに、「やすらぎ荘」という高齢者を対象にした市立の福祉センターがある。市内に数カ所あるうちの一つである。いろいろな福祉施設のほか、各種サークル活動も行われていることから、普段から高齢者で結構賑わっている。わが家も、2つのサークル活動でお世話になっている。

 そのやすらぎ荘では、春と秋、それに敬老の日に大々的なイベントを行う。各種サークル活動の発表や展示が主体であるが、目玉イベントととして歌手を招いてのコンサートも行われる。人気歌手とはいかないようだが、聴衆を魅了する実力を持ったプロシンガーであることに変わりはない。

 今日のやすらぎ祭りには、わが家と縁のあるコーラスサークルの発表会と、千葉山貴公という歌手のコンサートを聞くために出かけた。ちょうどお昼を挟んでのプログラムだったので、途中でお寿司を買って持参することにした。館内に食堂もあるが、混雑が予想されることもあってあえてその方法を選んだ。

 畳敷きの大広間で、コーラスの他に民謡サークルやフラダンスサークルなどの発表も見物させてもらった。もちろん、プロ歌手のショーを見物するのが主な目的だが、場所柄、ヘルスセンターあたりで楽しませてもらっている雰囲気である。見物する方は、足を伸ばして持参した弁当を食べながらである。

 紅白歌手「純烈」も、こんな場所から巣立っていったのかもしれない。