G・G一泊旅行

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[風を感じ、ときを想う日記](794)5/17
G・G一泊旅行

 町内のグラウンド・ゴルフのクラブでは、年一回、団体で一泊旅行に出かけている。相互の親睦を兼ね、天然芝の綺麗なコースでプレーを楽しむためである。行先は本格的なコースを4面も備えた裾野市の旅館と決めている。

 元気印のおじいちゃんとおばあちゃんの21名は、前日の大雨が上がった母の日にあたる日曜日、旅館から差し向けられたバスで現地へと向かった。昼食もそこそこにさっそくコースに出た。雨上がりで芝はかなり伸びていた。それでなくても、普段とはまったく違う状態にあることからみな結構てこずった。

 ホールインワン賞の指定ホールでは、結局1人しか達成できず、用意した賞品は5個も持ち帰ることになった。そんななか、私に、とてつもない幸運が舞い込んできた。旅館指定の最難関ホールでそれを達成したのだ。なだらかな丘陵を越えた向こう側、50メートル先の根元の見えない位置にそのホールは設置されていた。私の打った玉は大きなフックラインを描いてそこに吸い込まれた。

 旅館創業以来30人目、一年に2~3名という大変貴重な記録だそうだ。達成者には2名分の一泊招待券がいただけるという。結局、この賞は、来年みんなでお世話になるときの費用の一部に充てることにした。個人で達成したものには違いないが、団体の一員として上げた成果であるためだ。

 一年後の、またのチャレンジが楽しみである。