お神輿のパレード

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[風を感じ、ときを想う日記](717)9/27
お神輿のパレード

 お神輿のパレードを見てきた。例年、市民祭りの一環として行われるものである。街頭パレードはお神輿だけではない。きやり、お囃子、民謡踊り、音楽隊、山車、そして最後に登場するのがお神輿である。この間約2時間、まさにお祭りのオンパレードが延々と続く。

 パレードの圧巻はマーチングバンドとお神輿である。私自身、日本人としての血が騒ぐのはやはりお神輿である。市内の神社などから20基が繰り出され、にぎやかに練り歩く。ものすごいエネルギーである。夏の暑さで抑えられていたものが、稔りの秋になって一気に爆発したようにさえ見える。

 目の前を次々と通り過ぎていく。首を長くして待っていると、やがてわが町のお神輿もやってきた。近所の神社から担ぎ出されたものである。担ぎ手の中に知り合いの顔も見られる。市内のどのお神輿にもなじみはあるが、やはり住んでいる町内から出てきたものだと親近感もひとしおである。

 帰りの電車を降りて自宅に向かう途上、八百屋の前を通りかかったら、その店の主人と顔があった。主人「どこへ行ったの?」、私「お神輿を見てきたよ!」、主人「わが町のお神輿はどうだった?」、私「よかったよ。○!」、主人「これをもっていきなよ!」と、気を良くしてススキの切り花をいただいた。

 そういえば、今夜は中秋の名月だ。