一年ぶりの帰省

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[風を感じ、ときを想う日記](847)4/12
一年ぶりの帰省

 実家跡地の除草をするため、一年ぶりに帰省した。除草といっても、実際には除草剤を撒くだけである。本来なら、防草対策をしっかりやっているので、そんな作業は必要ないはずだ。しかし、現実に草が生えてくれば、それも仕方があるまい。もっとも、ご先祖様が「たまには帰ってこい」と、その口実を作ってくれていると勝手に解釈している面もないとはいいきれない。

 一方、親戚や友人に会うのももう一方の大きな目的である。みな高齢化して亡くなる人も多く、会いたい人もだいぶ少なくなってきた。それでも無理をしてでも帰省するだけの価値は十分にある。今回も、結果として都合8箇所を訪ねた。一泊二日の旅ではそれなりに忙しいが、航空機とレンタカーをフルに活用すれば、結構余裕を持ってそれらをこなすことができる。

 今回も、その途中で思わぬ人たちに出会うことができた。また、偶然にも新しいご縁にも巡り会うことができた。やはり、「犬も歩けば棒に当たる」で、こちらから出かけなければ偶然や奇縁は生まれてこないようだ。時間がちょっぴり余ったので、空港到着前に錦帯橋観光まで楽しむことができた。

 実は、昨年も同じ時期に帰省した。曜日まで合わせたため、たった1日ずれただけである。しかし、大自然は気まぐれなようだ。昨年は郷里で桜を愛でたが、今年はそれに代えてタケノコ掘りを楽しむことができた。