六月の風

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[風を感じ、ときを想う日記](797)6/14
六月の風

 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。

 ・・・アヤメからカキツバタへ、そしていま、花はハナショウブへと引き継がれようとしています。「いずれあやめか、かきつばた」といわれるように、この季節になるとその違いが話題に上ります。そこで、ハナショウブを含めた三者の見分け方についてまとめてみました。

 アヤメは乾いた場所に、カキツバタハナショウブは水中や湿地に生えます。アヤメはたいてい紫色で、外花被片とよばれる前面に垂れ下がった花びらに文目(あやめ)模様があります。あとの2種にはその模様はなく、代わりに斑紋があります。カキツバタは青紫の花に白い斑紋、ハナショウブは紅紫の花に黄色い斑紋が代表的な色合いです。

 いい機会なので、アヤメ園に出向いてみんなで当てっこしてみてはどうでしょう。・・・

 いよいよ雨の季節がやってきた。梅雨入り宣言はほぼ例年通りに出されたが、すぐに中休みに入ってしまった。とくに西日本は、これからの一週間も雨は降らない見込みだという。関東地方は昨日から今日の未明まで雨となったが、これは梅雨前線によるものではなく、沖合にできた小さな低気圧によるものらしい。

 夏場に向けて水不足になる懸念もあるようだ。いまから節水に努めよう。