’17 八重洲会

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[風を感じ、ときを想う日記](792)4/18
‘17 八重洲

 開催場所を、会の名前と一致しない別の場所に移してから今回で3回目となる。長年使い続けてきた八重洲のホテルが閉鎖されたためである。その‘17年度の総会が先週の金曜日に日暮里のホテルで開かれた。参加者は、昨年よりさらに減って、全員で30名しか集まることができなかった。

 会の成り立ちから、新規会員の補充はなく、構成メンバーが先細りになっている。なんせ、半世紀前になくなった事業所に勤務していた人たちの集まりだから、全員が古希を過ぎているのだ。健康的にも課題を抱えている人が多く、参加の意思があっても体が動かないというのが実態かもしれない。

 それでも、集まれば熱くなり、必ず盛り上がる。同じ事業所で働いていたといっても、当時どんな仕事をしていたのか、どんなに偉い人だったのかなどすっかり忘れ去られ、苦労を共にした戦友としての意識しか残っていない。互いに、元気な姿をたたえあっているうちに時間だけが容赦なく過ぎていった。

 以前は、この会合について必ずこのブログで取り上げていた。しかし、昨年はとうとう書き残さなかった。なぜだったのか、理由ははっきり思い出せないが、先行きにあまり希望が持てなかったためかもしれない。

 しかし、限界がはっきり見えていても、それ自体になにがしかの意味があるはずである。やはり、無駄になってもこれからも書き残すことにした。

[写真]引地川親水公園の満開の散歩道。お隣の大庭城址公園の桜より5日ばかり遅い。