雑草取りの帰省

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[風を感じ、ときを想う日記](791)4/13
雑草取りの帰省

 山口県の実家に帰ってきた。実家といっても、家は取り壊してしまったので敷地があるだけである。その敷地に、今年も雑草が芽生え始めていると聞いた。シートを敷き、砂利で覆うなど、それなりの防草工事を施したつもりだったが、草もさるもの、われわれの隙を突いて次々と顔を出してくる。

 昨年は、草があまりにも生い茂ってしまったので、除草剤を撒く前に草取り作業をしなければならなかった。今年はその失敗を繰り返さないよう早めに手を打つつもりでいた。予定の入っていないこの月、火曜日にねらいをつけ、週間天気予報を確認した上で、航空機、レンタカー、そして宿の手配をした。

 予報や期待とは裏腹に、結果は2日間とも雨になってしまった。そんなことから、月曜日は作業を見送り挨拶廻りに徹した。そして、2日目の火曜日、早朝5時半には目が覚めた。雨は降っていたが小雨だった。意を決して、6時には現場に行き薬剤を撒いた。この作業で、芽生え始めた雑草たちの出鼻をくじき、その効果が秋まで持続することを祈ることにした。

 ふる里はいま、桜の満開の時期を迎えていた。作業の後、お隣の親戚のご主人をお誘いして、雨中の桜の名所巡りとしゃれこんだ。彼も、平素忙しいので、ゆっくり見物したのは数十年ぶりだと喜んでおられた。

 その日の夕方、降り立った羽田も、わが家の周辺もまた大雨だった。

*追記
 2枚目の写真:正面の2つの島はトンボロ現象の起こるふる里の島。このときは朝の満潮時であるが、 干潮になると、2つの島と右側の本島が一列につながる。いわば、ダブルトンボロ現象の名所である。
 ・・・関連記事='16.10.17付け本ブログ日記769号「東京東和町人会'16」