雨中のゴルフコンペ

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[風を感じ、ときを想う日記](768)10/11
雨中のゴルフコンペ

 毎月開いている高校同窓生によるゴルフコンペは、今回で152回目になる。その歴史の長さだけでも十分尊敬に値する。しかし、私はこの春をもって卒業させてもらっていた。その会場となる赤羽ゴルフ場への行き帰りが、私なりに負担と感じるようになってきたためである。

 そのゴルフ場は、埼京線京浜東北線に挟まれた東京都側の荒川の河川敷にある。ただ、クラブハウスは土手の外側で、埼京線浮間舟渡駅から徒歩10分圏内にある。車だと、我が家から80キロ超、行きは1時間20分、帰りは2時間弱といったところだ。往復にはもっぱら車を利用してきた。

 先日開かれた高校同窓会の席で、たまにはどうですかというお誘いを受けた。そんなことから、半年ぶりにそのコンペに参加することにした。この日の予定メンバーは28名だった。しかし、朝から雨で前線の通過する午前中には突風や雷も伴うという。できれば、中止の連絡がほしかった。

 来るはずのない電話を諦めて、7時には家を出た。この日、豪雨を突いて集まったのは26名だった。欠席の2名も、やむにやまれぬ事情のようだった。その雨も、午前中には上がった。フェアウェーはぬかるんだまま、靴の中もグチャグチャのままだったがとにかく無事ホールアウトできた。

 義理を通したというほどものではないが、なんとか約束だけは果たせた。