外灯の蛍光灯電球

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[風を感じ、ときを想う日記](754)7/3
外灯の蛍光灯電球

 我が家では、門柱に取り付けてある外灯を、夜間には必ず点灯するよう気をつけている。そのねらいは、「今日も一日元気で過ごせたよ」と、わが身の動静をご近所の方に知らせる意味がある。そしていま一つは、いうまでもなく通行人の安全など町内の防犯対策である。

 その外灯がチラチラし始めた。カバーを開けてみると、ユスリカと思われる小さな虫の死骸がいっぱい詰まっていた。掃除は家内がやるというので、私は10ワットのその蛍光灯の電球を買ってくることにした。

 C薬局を覗くと、T社製のそれは578円と表示されていた。それを手に取ろうとしてなにげなく他の電球をみると、20ワットも同じ値段だった。さらにその隣の、30ワットも578円であることに気がついた。なにかとても割り切れない気持ちになり、買うのをやめて他の店にまわってみることにした。

 そのFスーパーでは、P社製のそれらが618円で売られていた。「ひょっとして!」と思い、同じフロアにある100円ショップのS店をのぞいてみた。そこには、H社製がたくさん積まれていた。私はなんの迷いもなく、100円プラス8円でそれを買って帰った。

 H社製が、T社製やP社製とどれだけ差があるかわからないが、効率性や耐久性に6倍前後もの開きがあるとは思えない。価値とは一体なんなのだろう。