五月の風

イメージ 1

[風を感じ、ときを想う日記](635)5/12
五月の風

 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。

     ◇    ◇    ◇

 5月というとすぐ子供の日が連想されます。でも、この月は子供のためだけのものではありません。第2日曜日は母の日、そしてカーネーションが活躍する月でもあります。

 カーネーションと母の日の関係は、1905~7年頃までさかのぼります。アメリカのアンナ・ジャービスという人が、自分の母を偲んで教会でカーネーションを捧げ、訪れた人にも手渡したのが始まりといわれています。この花の花言葉は、あらゆる試練に耐えた誠実、純粋な愛情、貞節、感動などです。まさに母の日にふさわしい花といえるでしょう。

 花を贈りたくても、その母はすでにこの世にはいないという人も多いかと思います。せめて子供たちから贈られたカーネーションだけでも大切に愛でていきたいものです。

     ◇    ◇    ◇

 昨日の日曜日、全国的に好天にめぐまれた。初夏の陽気の中、その母の日に母娘で出かけた家庭も多かったのではなかろうか。私も所用で車を使ったが、幹線道路はゴールデンウィーク明けというのに大変な混雑だった。