久賀倶楽部のパーティー

イメージ 1

風を感じ、ときを想う日記(487)1/16
久賀倶楽部のパーティー

 昨日、旧久賀町出身者でつくる東京久賀倶楽部の総会が東京・築地のホテルで開かれた。参加者は60名あまり、故郷からは町長以下10名が駆けつけてくれた。大混雑という訳ではなく、それかといって閑散としているというわけでもない。会場の規模と参加者の数は、絶妙なバランスに彩れられていた。

 昨年秋には山口国体が開かれ、わが故郷の陸上競技場にはアーチェリー競技がやってきた。多くの中高生や一般人に支えられ、好天にも恵まれて大会の運営は大成功だったという。また、中高大学生を対象にした体験型修学旅行の受け入れは、3年目を迎えた昨年は20校・3130名に達したという。

 そんなエピソードを交えての町長の挨拶は、参加者の郷愁を誘うに十分なものであった。わが故郷は、ご多分にもれず高齢化と人口減少という深刻な問題に直面している。このとてつもない大きな課題に真正面から取り組んでいる姿に、いつもながら頭の下がる思いである。

 二次会は、パーティー会場のすぐ隣の部屋に用意されていた。音響に優れたカラオケも、もちろんちゃんとセットされていた。話をするには少々邪魔になったが、これも時代の風潮で仕方ないことかもしれない。かくいう私自身もその仲間に加わって、予定時間の大幅超過に一役買ってしまった。

 絆の原点は、やはりふる里にあることを実感させられた一日だった。