10.26 原子力の日
今日、１０月２６日は「原子力の日」である。インターネットのフリー百科事典「ウィキペディア（Wikipedia）」では、これを次のように説明している。
・・日本の原子力の日は毎年１０月２６日で、以下に示す出来事を記念するために1964年7月31日閣議決定により制定された。
・1956.10.26 日本が国連の専門機関の一つである国際原子力機関へ参加した。
・1963.10.26 茨城県東海村の日本原子力研究所の動力試験炉が日本で初めての原子力の発電に成功した。毎年この日には、原子力に関係する機関や企業などで記念行事が行われている。・・
さて、今年はどのような記念行事が行われたのだろう。政府は、関係省庁は、各電力会社は、そして賛否両論の各民間団体はどうしたのだろう。肝心の東京電力は、やらせでごたついている九州電力はどんなことを考えているのだろう。テレビニュースを見るかぎり、なんの動きもみられない。
そんな記念日があったっけ？などと、みんなで無関心を決め込むつもりなのだろうか。なんとなくうやむやにして、問題を先送りしようとしているのだろうか。しかし、こんな時こそ情報を正確に開示し、国民的な議論を盛り上げるべきではなかろうか。せっかくの記念日だ、貴重な機会を日本の将来にぜひ生かしていきたいものだ。
