雪のち桜

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[風を感じ、ときを想う日記](418)2/13
雪のち桜

 三連休の、最初の二日間は冷たい雪にたたられた。金曜日は、祝日でも英会話教室が予定されていた。駅までの、傘を持つ手がたいそう冷たかった。駅では、ホームの端に滑り止めの融雪剤を撒く作業が行われていた。

 二日目の土曜日も終日雪だった。近くの高校で行われているオープン教室に出かけたが、行きも帰りも足元を気にしながらのヨチヨチ歩きとなった。乾いた天気が続いていただけに、やっと本物の冬に巡りあえたという感じだ。

 三日目の今朝もまだ雪片が残り、道路はつるつるに凍りついていた。今日午前中には、町人会の元幹事長の葬儀が予定されていた。横浜郊外の斎場のため、電車では不便なので車で出かけることにした。途中、私鉄を越える跨線橋にさしかかると、融雪剤の残りが道路端で白く輝いていた。

 帰宅後、冷え込まないうちにと、早々にウォーキングに出かけた。途中で、小川のそばの河津桜が開きかけていたのを思い出した。さっそく方向を変えてその場所まで行ってみた。たくさんのつぼみが大きく膨らみ、既に開いているものも散見された。一分咲きから二分咲きといったところだろうか。

 それにしても、久しぶりに浴びる陽光の、なんと眩しいことか。カラカラ天気にうんざりしていたはずのお天道様が、数日間隠れていただけでこんなにもありがたく感じられるとは。