秋はいつ来る?

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[風を感じ、ときを想う日記](383)9/11
秋はいつ来る?

 9月になっても、涼しくなるどころかむしろ暑くさえなっている。「処暑」から半月、「立秋」からは1カ月も過ぎたというのに・・である。そんななか、8日には台風崩れの熱帯低気圧が襲ってきて記録的な大雨を降らせた。萎れかかっていた庭の木々は、すっかり元気を取り戻した。これが転機で待望の秋になるかと思ったら、週末にはまた暑さがぶりかえすという。

 そんなことから、あす日曜日に予定されていた高校同窓生によるゴルフコンペは中止になった。高齢者が多く、この暑さにはとても耐えられそうにないと判断されたためだ。その気になって練習を再開していた矢先だけに、少々残念ではあるが、賢明な決断だったと評価したい。

 一昨日の8日は二十四節季でいう「白露」にあたっていた。ものの本によると、外気が冷えて、草花に朝露がつくようになる頃と解説されている。たしかに、昨夜あたりは虫の声が一段と高く響き渡っていた。今朝起きてみると、びっしりと朝露が下り、秋の到来を実感させてくれた。しかし、陽が昇ると気温はぐんぐんと上がり、秋冷はまた当分お預けということになりそうである。

 この分だと、20日の彼岸の入りまでは気がゆるせそうにない。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものだ。