サッカー・決勝T進出

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[風を感じ、ときを想う日記](366)6/25
サッカー・決勝T進出

 前夜のテレビニュースでは、早起きするために明るいうちから床に入ったなどというエピソードも流れていた。しかし私には、そうまでして見たいという気持ちはなかった。朝方トイレに立った。ちょうど3時半だった。テレビをつけると、ブーブーというあの賑やかな音が響いてきた。

 南アフリカとは7時間の時差がある。現地は昨日の午後8時半、相当冷え込んでいるだろうなあなどと考えながらまた床に入った。どうせなるようにしかならないのだから結果だけニュースで見ればいいという気持ちだった。しかし、どこかに引っかかるものがあったのだろう、すぐまた目が覚めてしまった。

 再びテレビをつけると2-0で勝っていた。前半17分、本田がフリーキックで左隅に、30分には遠藤がやはりフリーキックで右隅に決めたという。これなら安心と思っていた矢先、後半の36分、デンマークにPKを決められてしまった。川島がせっかくはじき返したのに、そのこぼれ球を押し込まれてしまったのだ。

 しかし、後半42分、本田のアシストによって岡崎があざやかにゴールを決めた。日本の勝利は、そして決勝トーナメント進出は確定的になった。

 みんなの喜ぶ顔が、こんなにまぶしく見えたのはずいぶん久しぶりのことである。「世界のホンダ」と呼ばれるのは、車だけではなくなったようだ。