桜餅と白酒

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[風を感じ、ときを想う日記](339)3/3
桜餅と白酒

 今朝、親しい友人からおおむね次のようなメールをもらった。

 「冬のオリンピックがやっと終わった。もともと日本人選手にあまり期待していなかったのと、自分自身もオリンピックに興味が薄かったので正直ホッとしている。それにしても、中国、韓国選手の台頭には驚いた。体力、学力、政治力、外交力とドンドン諸外国に置いていかれているのでは?少々情けない。悲観していても滅入ってしまうばかりなのでこれから映画鑑賞に出かける」

 これに対し、私は次のように返信した。
「全く同感だ。オリンピックのことは、結局ブログにはなにも書かなかった。4年前、荒川静香選手のことを「静香劇場」という題で書いたが、今回は取り上げる気にも書く気にもなれなかったというわけだ」

 オリンピックの行われていた2週間、とくにNHKの番組はこの特集一色に塗りつぶされていた。それも同じことを何度も何度も・・・。やっと終わりかけたと思ったら、今度はチリ地震による津波が来るニュースばかり。一日中要領を得ない放送がダラダラと流され続けた。

 友人の指摘する体力、学力、政治力、外交力ばかりか、車づくりに代表される物づくり力やメディア力まで地に落ちてしまったのだろうか。

 今日はおひな祭り。せめて桜餅と白酒でうっぷんを晴らすことにしよう。