嵐のあとの防災の日

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[風を感じ、ときを想う日記](292)9/1
嵐のあとの防災の日

 一昨日の日曜日、強烈な政権交代台風が日本中で吹き荒れた。これによって、日本の統治システムが大きく造りかえられることになる。まさに平成の大革命である。日本がこれからどう生まれ変わるか、前向きに見守っていきたい。

 昨日は、本物の台風11号が本土に最接近してきた。しかし、前日の大嵐に毒気を抜かれたのだろうか、直前になって右に急旋回し本土上陸をあきらめたようだ。あっけない幕切れとはなったが、被害がないに越したことはない。

 今日、9月1日は二百十日にあたる。立春から数えて210日目になる。過去の体験から、台風襲来のもっとも確率の高い日とされている。しかし、今日は二つの大嵐が過ぎ去ったばかりなので、あと片づけのための穏やかな一日になるはずである。

 一方、大正12年(1923年・86年前)のこの日、人々が聞いたこともないような大地震が関東一円を襲った。まさに未曽有の被害を被った。この関東大震災を教訓にしようと、毎年9月1日を防災の日としている。政府も、浮かない表情の麻生首相を陣頭に防災訓練を始めた。

 日本に住むかぎり、地震などの自然災害は避けて通れない。せめて、自分の身を護るくらいのことは普段から心がけておきたい。