定額給付金

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[風を感じ、ときを想う日記](267)4/30
定額給付金

 わが家にも、やっと「定額給付金のお知らせ」が届いた。同封の申請用紙に必要事項を記入して返送すれば、指定の銀行口座に振り込まれるという。さっそく、申請書を作成し預金通帳のコピーを添えて返送した。

 「辞退」も立派な選択肢だそうだが、そんな気持ちなど毛頭ない。振り込まれしだい、気持ち良くパッと使わせてもらうつもりである。この給付金は、個人のレベルでみればそれほど大きな金額ではない。それでもみんなが一斉に使えば、お金は回りだし、それなりに景気の底上げにつながるのではなかろうか。

 ところで、今回の対策は、市民の生活支援と地域経済の活性化を主な目的としている。前者は生活に困っている人をいかに救いあげるかであり、後者は地域経済のパイをどう極大化させるかということである。この施策が成功するかどうかはその即効性にかかっているが、その一方、それが将来の発展につながるものでなければならないことはいうまでもない。

 対策成功のポイントは、その目的に沿ってどれだけ対象を絞り込めるか、それをどう素早く浸透させるかということである。このような観点に立って今回の対策を検証してみると、いずれの角度から見てもあまりにも策がなさすぎ、かつ遅すぎると評価せざるを得ない。
 
 せめて、パッと使うことで総理の期待に応えたいと考えている。