如月の春

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[風を感じ、ときを想う日記](246)2/16
如月の春

 真冬から、初夏へ、そして昨日は春のど真ん中へと引っ張り廻された。バレンタインデーが過ぎ、春一番が駆け抜けた後には、これ以上はないといっていいほどの穏やかな春が待っていた。

 昨日は、ホームコースの「如月(きさらぎ)杯」という月例のゴルフコンペが予定されていた。例年1~2月は厳冬期なのでゴルフはお休みにしている。しかしこれだけ暖かいと、体の動きは滑らかになり、ケガなどの心配もないはずである。前夜、天気予報を見ながら急きょ参加することに決めた。

 一緒にラウンドした4人のうち、若い方の2人が鼻をクシュクシュ鳴らしている。もう花粉を感じるようになってきたという。そういえば、コースを取り囲んでいる杉林はかなり黄色みを帯びてきている。そばに寄ってみると、花の成熟ぶりが爆発寸前であることを告げていた。

 カート備え付けのティッシュペーパーがみるみる減っていった。それだけひどいと集中力に影響があるでしょうと聞いてみたが、それほどでもないですよと迫力のあるプレーを続けている。

 逆に、健康な私の方が集中力を欠き、みっともないプレーを披露してしまった。おまけに、午後からは目のあたりがいやにショボショボしだした・・。