同期の集まり

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[風を感じ、ときを想う日記](215)11/6
同期の集まり

 年2回をめどに始まった集まりも、今回で16回目を迎えた。回を重ねれば、波風の一つもあってもおかしくはないが、とにかくよく続いている。このブログでも、同期会、同期の桜、高校の同期会などのタイトルで投稿してきたが、使える表題もだんだん限られるようになってきた。

 この集まりは、高校時代の同期生がリタイアしたあとで始めた一泊つきのゴルフ会である。時期は春と秋、場所は箱根、とくに限定しているわけではないがそれでほぼ定着している。夕方、ある健康保険組合の箱根の保養所に集まり、お酒とカラオケを楽しむ。翌日は、近くのゴルフ場で腕を競い合う。

 2日前から、1000キロ離れた田舎に帰っていたというメンバーの一人は、みんなの心配をよそに一番先に着いていた。朝、向こうを発ってまっすぐ現地に来たのだという。前回、言葉を濁して姿を見せなかった別の一人は、今回はにこやかにさっそうと現れた。なんでも、奥さんが患っていたのだそうだが、もうすっかりよくなったという。

 この2日間、晩秋らしい穏やかな晴天に恵まれた。例の保養所は、スタッフが代わったのか、料理や館内の雰囲気に少し変化があったようにみえる。変わらないのは、メンバーのノドとゴルフの腕前である。もはや進歩など望むべくもないが、全員そろう集まりはだけは少しでも長く続けたいものである。