ハロウィン

イメージ 1

[風を感じ、ときを想う日記](213)10/31
ハロウィン

 “Trick or treat! (お菓子をくれないといたずらするよ!)”。仮装した子供たちが、こう叫んで家々を訪ねる。応対に出たその家の主人は、 ”Happy Halloween (ハロウィン。おめでとう)”と応じて、用意してあったお菓子をプレゼントする。海の向こうでは、10月31日の夜を万聖節(Hallowmas, All Saint’s Day)の前夜祭、いわゆるハロウィンとして賑やかにお祝いする。

 ハロウィン(Halloween)は、カトリック諸聖人の日万聖節)の前晩(10月31日)に行われる伝統行事。諸聖人の日の旧称(All Hallows)のeve(前夜祭)であることからHalloweenと呼ばれるようになった。

 ケルト人の収穫感謝祭がカトリックに取り入れられたものとされている。由来と歴史の経緯からアングロサクソン系諸国で主に行われる行事であって地域性が強く、教会と不可分の行事ではないため、キリスト教の広まる地域では必ず祝われるというわけではない。

 前半の節は、3年前に私が書いたエッセイ108「亥の子」の書き出し部分である。中盤から後半にかけての節は、ハロウィンに関するWikipediaの解説である。あらためて読み返してみて、なんでカボチャのお化けがスーパーに並んでいるのか、少しは納得できたような気がする。

 金融危機だ、不景気だ、とはいってみても平和なものだ。