東京東和町人会 ’08

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[風を感じ、ときを想う日記](211)10/27
東京東和町人会 '08

 故郷から、町長をはじめ町議会議長や議員も出席し、にぎやかに繰り広げられるはずだった。ところがこの日、故郷は選挙の投票日にあたっていた。町長と町議会議員の選挙である。

 結局、町職員幹部2人と今期限りで引退する議員1人に出席いただいた。やはり、故郷からの生の声は、参加者にとってかけがえのない贈り物である。ミカンの作柄、人の動き、そして選挙の話題も避けては通れなかった。

 今年の東京東和町人会も築地本願寺の伝道会館で開かれた。この築地本願寺は、東京の観光名所の一つであり、築地魚市場に隣接していることもあって訪れる人も多い。外国の教会のように、開放的なのがなによりの魅力である。

 今年の参加者は昨年より少なかったが、それでも初めて参加された人が3人もいた。このような類の親睦の会は、ほとんど例外なく先細りの傾向にあるようだが、そんな中での新顔は大変貴重である。

 この会の母体となっている東和町は、他の3つの町と合併してとっくに無くなっている。それでも、それに合わせて広域組織に改めようという動きはまったくない。会の名前もそのままである。しょせん、ノスタルジーがベースの親睦団体である。会員の想いのままに任せればいい。