霜降

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[風を感じ、ときを想う日記](210)10/23
霜降

 今日およびこれからの半月間は、二十四節気でいう霜降(そうこう)にあたる。文字だけみるとシモフリと読んでしまいそうだが、牛肉のことではなく季節を表す言葉である。里でも、露が冷やされ霜が降りはじめる。山では、カエデなどの落葉樹が本格的に色づきはじめる季節である。

 これから、次の節気・立冬までに吹く寒い北風を木枯らしと呼ぶそうだ。もっとも、今年は暖かいせいか、今日午前中は上着なしでも汗ばんでしまった。おまけに午後からは、霜ならぬ雨が降り出した。木枯らしもそうだが、言葉のもつニュアンスと実際の季節感には少なからずずれがあるようだ。

 もっとも、景気の方は秋の到来も待たずすっかり冷え込んでしまった。今日午前の日経平均株価は、一時8000円割れ寸前まで下げたという。一方、為替相場は円が急伸し、1ドル97円台まで進んだということだ。このダブルパンチは、実体経済にいっそうの打撃となることが懸念される。

 明日は、同郷出身者のゴルフコンペが予定されている。ところが、天気予報は雨というご託宣である。長く穏やかな秋晴れが続いていたのに、なにもこのタイミングに合わせて崩れることもないのにと恨めしくなる。

 この雨を境に、いよいよ底冷えの季節に向かうという。雨で体を冷やして体調を崩すことのないよう、しっかりと気をつけてプレーするつもりである。