夏本番

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[風を感じ、ときを想う日記](183)7/20
夏本番

 昨日から「土用」に入った。明日は「海の日」、そして明後日は「大暑」にあたる。こう並べてみると、暦の上からも夏が本格的にやってきたことが理解できる。

 今日も、朝からぎらぎら輝く太陽が照りつけている。昨日、気象庁から関東地方も梅雨が明けたようだというご託宣があった。実態はとっくに明けていたと思われるが、あらためてそういわれてみると、やはり夏本番の到来を実感せざるをえない。

 暑くなると、どうしても川や海での水の事故が多くなる。屋外のスポーツや仕事で熱中症にかかり、病院に担ぎ込まれる人も毎日全国で数百人に達する。しっかり注意すれば、完全に防ぐことができるはずである。できることなら、そういう危険には近づかないのが一番である。

 土用とは、各季節の最後の18~9日間をさす。夏でいえば、立秋前日までの20日足らずの期間がそれに当たる。土用に入ったということは、夏もあと2週間少々しかないということを示している。

 今年は、その短い期間に「丑の日」が2回くる。土用・丑の日につきもののウナギには、昨今胡散臭いうわさが後を絶たない。大枚をはたき、リスクを冒してまで口にするかどうかはともかく、短い夏を大過なく有意義に過ごしたいものである。

(今年の立秋=8/7、今年の土用・丑の日=7/24、8/5の2回)