梅雨明け?

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[風を感じ、ときを想う日記](182)7/18
梅雨明け?

 関東では、例年なら7月の中旬は梅雨の末期に当たる。下手をすると集中豪雨に見舞われる時期である。ところが、今年は連日暑い日が続いている。梅雨というのにお湿りがほしいくらいである。この調子だと、「梅雨は、何日前に明けていたようだ」という、気象庁の追認発表があるかもしれない。

 下から咲き始めたタチアオイの花が、てっぺんにたどり着いたら梅雨が明けるといわれているが残りは数輪しかない。あれだけ華やかだったアジサイの花も、いつの間にか立ち枯れて醜い姿をさらしている。

 その一方、立ち木にからみついたノウゼンカズラが、天に向かっていまを盛りと咲き誇っている。近所の垣根では、自分の番だといわんばかりに朝顔が赤紫色の花をつけ始めた。そういえば、まだ小ぶりではあるが、広場の片隅で黄色いヒマワリを一輪見つけた。

 公立学校では、曜日の関係から今日が終業式になるはずである。京都の祇園祭をはじめ、各地の伝統的な夏祭りも次々と始まる。東京でもニーニーゼミが鳴きはじめたという。明後日は海の日、梅雨らしい梅雨もないまま、いよいよ夏本番に突入である。