独立記念日

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[風を感じ、ときを想う日記](179)7/4
独立記念日

 イギリスの植民地であったアメリカは、1776年の今日独立を果たした。独立宣言は、ペンシルベニア州の議事堂で行われた。そこに、独立に参加した13の州の代表が集まり、独立宣言に署名したという。この時の州の数は、星条旗の赤と白の横縞模様の数としていまも大切にされている。

 星条旗の左上の枠内にある星の数は、米連邦を構成するその時々の州の数を表している。星条旗の独立時点における縞模様と星の数は同じ13であったが、星の数はどんどん増えて今では50にまでなった。

 独立の翌年から、この日は独立記念日として、花火を打ち上げ盛大にお祝いされるようになった。独立から232年、国の内外にいろいろな問題を抱えてはいるが、いまや唯一の超大国として世界に君臨している。

 ところで、古い友人が自宅を新築した。昨日、他の友人たち数人とそのお祝いに伺った。お祝いというより、それに名を借りてご馳走になりにいったようなものだった。横浜の中心部にありながら、ちょっと下がった閑静な場所にあった。建物は、ある有名メーカーの設計・施工だという。その設計も材料も設備さえも、私の知識を大きく超え実によくできていた。

 彼が親離れして半世紀になるが、先代の遺産を大切に受け継ぎ、いままたそれを見事に活かしている姿は感動的ですらあった。