梅雨の中休み

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[風を感じ、ときを想う日記](173)6/13
梅雨の中休み

 梅雨に入ったと思ったら、しばらくは中休みになるようだ。就職したとたんまとめて休暇をとるような、そんな印象である。今朝は、前日からの冷気が残り、むしろ寒いくらいであった。昨日は雨だったのに、そのほうは引きずらず、湿度は下がってからっとしている。

 市の中心部に出かけるのに、電車で行くか徒歩にするかになんの迷いもなかった。初夏の高原でも散策しているようで、乾いた風が心地よかった。こんな梅雨の中休みならいつまでも続いてほしいものだ。

 わが家には、梅雨の晴れ間にやらなければならない宿題が二つある。そのうちの一つを、今日の午後片付けておくことにした。四~五日前から花がしぼみ始めたサツキの剪定である。久しぶりに床屋に行ったような、そんな爽快な気分でいま庭を眺めている。

 梅雨は、オホーツク海高気圧と太平洋高気圧のせめぎあいによるものだという。両者の境界線上に前線ができ雨を降らせる。しかし、梅雨に入ったからといってずっと雨が続くわけではない。まだオホーツク海高気圧の勢力が強い初期のころには、前線はしばしば南に押し下げられ梅雨は中休みとなる。

 残ったもう一つの宿題も、太平洋高気圧があまり強くならないいまのうちに片付けておきたいと思っている。