環境の日

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[風を感じ、ときを想う日記](171)6/5
環境の日

 今日、6月5日は世界環境デーである。これは、1972年6月5日にストックホルムで開かれた国連人間環境会議を記念して、同年暮れに国連総会の決議を経て制定されたものである。日本では、平成5年に制定された環境基本法で、この6月5日を「環境の日」とし、6月1ヵ月間を「環境月間」と定めた。

 それにしても、これだけみんなが環境問題に関心をもっているはずなのに、環境の日が盛り上がりを欠くのはなぜだろう。

 今日6月5日とこれからの半月間は、二十四節気芒種にあたる。芒種の「芒」という字には、あまりなじみがないので辞書を引いてみた。大辞林によると、芒(のぎ)とは、稲や麦などイネ科植物で、花の外側の頴(えい)の先端にある針状の突起のことをいうのだそうだ。

 ついでなので、芒種についても調べてみたら、芒種(ぼうしゅ)とは、稲、麦など芒をもつ穀物の種をまく時期と説明されていた。しかし、実際には、麦は刈り取りの時期であり、稲は田植えの季節のはずである。

 きのう6月4日は「歯の衛生週間」の初日であった。もとは、「6・4=ムシ」にちなんで虫歯予防デーであったはずだ。どうも、記念日にはあまり意味のない語呂合わせが多いようだ。それなら、今日6月5日は「6・5=ムコ」にちなんで「婿の日」とし、亭主を大切にする日とでもしたらどうだろう。