勤労感謝の日

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[風を感じ、ときを想う日記](128)11/23
勤労感謝の日

 今日は勤労感謝の日、この祝日が制定されるまでは新嘗祭の日であった。勤労を尊び、収穫に感謝する日であることに変りはない。今朝のNHKニュースは、ニューヨークの感謝祭(Thanksgiving Day:11月第4木曜日)の様子を伝えていた。この時期、世界中いずこも「感謝の季節」のようである。

 今日は、「二の酉(とり)」でもある。11月の、干支でいう酉にあたる日は、お酉さまとも酉の市ともよばれ、鷲(おおとり)神社の祭礼が行われる。三の酉まである年は火事が多いといわれるが、さいわい今年は2回だけである。

 そして今日は、二十四節気でいう「小雪(しょうせつ)」にもあたる。ここ数日、北国からは大雪の便りが寄せられているが、本来ならやっと寒さが実感されるようになり、雨が雪に変わる季節である。

 今日は、いくつものいわれが重なる節目の日に当った。抜けるような青空に誘われて、いつものウォーキングコースに出かけてみた。普段は閑散としている川沿いの公衆トイレに、バッジをつけた老若男女の長蛇の列ができていた。聞けば、電鉄会社が募集したウォーキンググループだという。これから大庭城址公園を経て、最終目的地の慶応大学キャンパスまで行くそうだ。

 こちらの雑木林は、いつの間にか落葉がすすみ、青空が透けて見えるようになっていた。