ウォーキングの再開

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[風を感じ、ときを想う日記](119)10/3
ウォーキングの再開

 昨日、数カ月ぶりで本格的なウォーキングを楽しんだ。私のウォーキングといえば、引地川親水公園までの往復とその周辺の散策である。ルートは4~5通りあるが、途中はいずれの道も変化と起伏に富んでいる。住宅街を抜けると畑地が広がり、その先は下り傾斜の雑木林が続く。

 一段と低くなったところを、南にむかって引地川が流れている。両岸は自然を生かした公園として、川の流れと一体的に整備されている。川面では水鳥たちが遊び、淀みには真鯉の群が透けて見える。もちろん、そこまで下りて流れの感触を楽しむこともできる。

 今年の夏はことのほか暑かった。とてもウォーキングなどという状況ではなかった。それでも、なんとか所定の距離はこなしたいと、朝夕小分けにして近隣の散策でごまかしてきた。やっと涼しさを取り戻したお気に入りの散歩道は、以前と同じように私を温かく迎えてくれた。

 ところが、上空ではジェット戦闘機が川に沿って飛び交っている。厚木基地相模湾の間を行ったり来たりしているようだ。爆音で行き交う人との挨拶もままならない。どうやら、この日は米空軍の演習日にあたっていたようだ。

 せっかくの秋の風情も、どこかへ吹き飛ばされてしまった。