親子ゴルフ

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[風を感じ、ときを想う日記](104)7/19
親子ゴルフ

 子息は、一度お父さんのホームコースで一緒にプレーしてみたいといっていた。一昨日、雨中でやっとその念願が叶った。一時帰国中の短い滞在スケジュールからいくと、空きは17日の火曜日しかなかった。ゴルフコースの予約を取ろうとしているころ、台風が沖縄の近海を北上していた。

 明け方、雨の音で目が覚めた。テレビをつけてみると、予報は雨になっていた。いつこんな悪い方に変わってしまったのだろう。台風は2日前に東の海上に抜け、しばらくは曇りときどき晴れの日が続くはずではなかったのか。雨脚は結構激しかった。迷ったが、結局現地まで行ってみることにした。

 ゴルフ場はキャンセルが続出し、開店休業の状態に近かった。「もしおやりになるようなら、いつでもスタートできますよ」。子息は、カッパを買い、貸し靴を借りて準備を始めた。

 前後にプレーヤーの姿は見えない。雨はいつの間にか上がっていた。私のクラブを2人で交互に使いながら、のんびりとラウンドした。

 はからずも、空模様からプレーの様子まで、1年前ニューヨークで一緒に遊んだときの再現になった。違っていたのは、私のパワーが一段と衰え、子息が腕を上げていたことくらいである。