アニータさん

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[風を感じ、ときを想う日記](69)2/5
アニータさん

 1月31日、日本でいちばん有名なチリ人女性、アニータさんが来日した。なんでも、彼女の日本での体験をドラマ化する企画があり、その取材のために来たのだという。それにしては、日本テレビの「バンキシャ」のスタッフがつきっきりであったが。

 アニータ・アルバラード(Anita Alvarado)、
 1972年12月25日生まれ、34歳、チリ・サンチャゴ出身、チリ在住、
 女優・エッセイスト・歌手、
 千田郁司受刑囚(49歳)の妻、

 これが彼女のプロフィールである。夫は、当時勤めていた青森県住宅供給公社から14億円を横領し、そのうちの8億円をチリの彼女のもとに貢いだといわれている。青森県が取り返したのはそのうちの5千万円だそうだ。彼は14年の実刑判決を受け、現在山形刑務所に服役している。

 彼女は青森を訪れた後、山形にまわって6年ぶりに夫に面会した。離婚についても話し合ったという。東京に戻った彼女は、秋葉原で焼肉を楽しんだとも伝えられている。

 こんな悪女の顔など見たくもない、言い訳など聞きたくもないと思っていたが、うかつにもテレビニュースで見てしまった。

 なんでこんな女に・・というのがいまさらながらの感想である。「格差」とは、本当は彼と彼女のようなことをいうのかもしれない。