インフォームドコンセント

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[風を感じ、ときを想う日記](54)11/25 
インフォームドコンセント

今日、近所のお医者さんでインフルエンザの予防注射を受けた。事前の予約が必要ということだったので、先日その手続きに立ち寄った。そのとき、市役所発行の「インフルエンザと予防接種」という説明書を手渡された。

その説明書の中で、もっとも強調されていたのが自己責任である。要約すると、この説明書をよく読み、さらに医師の説明をよく聞いて、その内容を理解、納得した上で接種を受けてほしい。注射はそれなりに有効であるが副作用も否定できない。市民の皆さんにおすすめし、医療行為も万全を期すが、なにかあっても責任は持ちきれません、ということである。

 この説明書は、「医師の十分な説明に基づく患者の同意を、インフォームドコンセント(説明と同意)といいます」とくくっている。

 もしこの社会で、インフォームドコンセント(Informed Consent)がもっと徹底していたら、もう少し穏やかに過ごせるのではなかろうか。学校でも、大人の社会でも、そして造反議員復党問題でさえ、ギスギス感は大幅に薄れるのではないだろうか。