ヂゲ

[風を感じ、ときを想う日記](20)4/13 
ヂゲ

 きのう、ヂゲの会というゴルフコンペに参加した。夜来の豪雨は多少弱まったが、結局最後まで降り続いた。

 それにしてもよく集まる。春秋年2回、同郷の出身者が集まっての私的なゴルフの会であるが、もう20年も続いている。毎回、老若男女40名近くが参加して、和気あいあいとプレーを楽しんでいる。

 ところで、この会の名称に使われているヂゲというのは、郷里ではよく使われる地元という意味の言葉である。方言だろうと思いつつ、念のために辞書を引いてみたら、死語同然ではあるがそれでも立派な日本語であった。

じげ(ぢげ)(地下)とは・・国語辞典
1、清涼殿殿上(てんじょう)の間に昇殿することを許されていない官人の総称。またその家柄。
  一般には蔵人(くろうど)を除く六位以下をいう。⇔堂上。
2、官職・位階など公的な地位をもたないこと。またその人。農民や庶民。民衆。地下人。
3、地元の人。土着の人。地下人。
4、自分の住んでいる村など。地元。