英会話教室

[風を感じ、ときを想う日記](16)4/7
英会話教室

 今日から、新しい英会話教室が始まった。

 社会保険事務所に付属する語学教室の閉鎖が決まったとき、クラスメイトの中に個人教授を紹介してくれる人がいた。大半のクラスメイトは専門の教室に移っていったが、うち4人がその話をベースに、新しく教室を立ち上げることにした。勉強の会場には、町内会の集会所を借りることができるという。

 従来の教室は、大人数のためとかく受身となり他人事のような意識に陥りがちであった。しかし、この少人数では、当事者意識を抜きにした会話は成り立たない。意識を持って真剣に聞き、自分のこととして考え、自らの言葉で意思を伝えなければならない。

 個人教室を体験して、言葉は双方向のコミュニケーション手段であり、言葉といえども体で習得するものだということをあらためて実感した。